ヴァギナと処女膜 無数の横シワが快感を生み出す

伸縮自在の膣壁がベニスをしめつける

ヴァギナ(膣)は、経血の排泄口であり、出産時には産道としての役割を担っているが、最高の機能はやはり、セックスで勃起したペニスを受け入れて男性をクライマックスへみちびくことだろう。膣壁は無数の横ジワに覆われていて、侵入してきたぺニスにからみつくようになっている。こといくらか減少、左右の壁になると極端に少なくなる。

このシワが多いほど、セックスのときに膣壁がベニスにからみついて男性をよろこばせる。いわゆる名器と呼ばれるものである。昔から男性の間で好まれてきた”ミミズ千匹”は膣壁全体にシワが寄っているもの、”かずのこ天井”は膣前壁にシワが寄っている膣をさしている。といっても、これはその女性が生まれ持った特徴なので、後かちどうなるものでもない。

女性内性器出産による膣壁の拡大で、膣内のシワが伸びてしまうこともある。膣壁の収縮力の元になっている筋肉は自分の意志で勃かすことのできない不随意筋なので、膣壁全体のしめつけを強くすることは不可能である。ただ、睦口から三分の一くらいまでは随意筋に囲まれているので、訓練次第で強力を収縮カを身につけることができる。

ヴァギナはふだん、つぷれた風船のように前後にペタッとなっている。膣口も穴というよりは襞の合わさりといった感じだ。力が加わるとその襞が広がるようにできている。膣壁はゴムのような伸縮性があるので、挿入されたぺつスの犬きさや形に密着するようになっているが、性的興奮で子宮口が閉いてくるヒ、謄口周囲は収縮を強め、膣奥は広がって空洞化していく。これは、男性が放出した精液を膣内にむめて逃がさないようにするためである。が、腔奥が空洞化するため、男性はそれまでペニス全体にからみついていた密着感を失い、膣口周辺のしめつけしか感じられなくなる。

女性の方も、膣内いっぱいに埋まっていたぺニスの感触を失うのだから、なんらかの物足りなさを感じることになる。こればかりは女性が生まれ持った特性なので、残念ながらどうすることもできない。

さて、セックスで男性の快感を引き出すヴァギナだが、女性にとってはあまり性感豊かな部分とはいえない。随意筋に囲まれている入り口から三分の一まではひじょうに敏感な性感帯となっているが画、その奥は多少の刺激には反応しないようになっている。もしも膣全体が敏感にできていたら、出産で十センチ近く拡張したときにあまりの痛みでショック死してしまうに違いないし、第一、激しいピストン運動で攻められたら、痛みばかりで快惑を感じるどころではないだろう。

ヴァギナは、それ自体が性感帯というのではなく、さまざまな愛撫と相互作用しながら快感を生み出す部分なのである。

処女信仰はまったく意味がない

処女膜は、腟口の内側にある薄い粘膜で、指で膣口を広げればその姿が鍬識できる。膜と呼ばれているが、膣口を完全にふさいでいたのでは経血を排出することができない。形や厚さは人それぞれだが、もつとも一般的なのは中央に穴が開いている環状型のものである。

伸縮性があるので、ふつうは指を一~二本挿入したくらいでは破れることはない。処女膜を破るためにはやはりぺニスくらいの太さが必要なのである。

性体験が未熟な女性は膣口の縁に処女膜の痕跡が残っているが、セックスの回数が増えるにつれてその痕跡もなくなっていく。

とはいっても、処女膜が損失しているから、その女性がセックス経験者だということにはならない。

まず、ごくまれにだが生まれつき処女膜のない女性がいる。

胎児の成長過程で膣穴が開くときに残った膜が処女膜である。このとき、膣の形成が完全におこなわれれば、当然処女膜もきれいになくなっている。

また、処女膜の伸縮性が弱い場合は、激しい運動や生理用品の誤った使い方などで破れてしまうことがある。

反対に、伸縮力が柔軟すぎたり、厚すぎると、セックスをしても処女膜は伸びるばかりで破けることがない。

処女膜が破れているからセックス経験者、処女膜が破れていないから処女というセックス神話は、絶対ではないのである。

かつては女性の純潔が重要視された時代もあったが、いまだに処女を探し歩いている男性がいるとしたら、まったく意味のないこだわりヒしか言いようがない。

処女膜の有無が性体験の判断基準にはならないのだから、女性が処女か否かは彼女の言葉を信じるしかない。

言い換えれば、処女と非処女の違いはどこにもないのである。

セックス男女、れでもどうしても処女でなければイヤだという男性とめぐり会ってしまった女性は、彼に内緒で処女膜再生手術をするしかない。破れた処女膜が残っていれば、それを水溶性の糸で縫い合わせる。

残っていなければ、膣粘膜の一部をはがして膣口に移植する。

このような手術法が確立されるということは、それだけ処女性にこだわっている男性が多いということなのだろう。

処女膜がなぜ存在しているのか?未成熟な性器内がハイ菌に侵されないように保護している、幼い女の子の性器が傷つかないよう異物が侵入してくると痛みを発して危険を伝えているなど、いろいろな説があるが、いまだに明らかな答は見つかっていない。

女性にしてみれば、処女膜がついていようが、ついていまいが、肉体的にはなにひとつ困らないのである。

男性の間に処女信仰は根強く残っているが、それがいかに些細な事柄であるか、そろそろ気づいてもいい頃だろう。

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