女性

潤滑液のメカニズム 愛液は膣壁から染み出した粘液

性的興奮があれば自然と濡れてくる

女性性器は、性的興奮を受けてから二十秒ほどで愛液を分泌するようになる。男性がベニスの勃起によって欲求を表すのに対して、女性は愛液を分泌することでセックスの準備が整ったことを相手に知らせているわけだ。あらためていうまでもないだろうが、愛液は円滑なセックスを生み出す。ためには不可欠な要素である。

愛液はかつて、膣穴の両脇にあるバルトリン腺から分泌されると思われていた。しかし、研究がすすむにつれて、バルトリン腺からは少量の粘液しか分泌されないことが分かった。愛液の大半は、膣壁から染み出してくる膣液で構成されているである。

性の喜び女性が興奮すると、膣粘膜内を走る毛細血管が急激に充血する。この血管から浸透した水分が、急激に充血する。この血管から浸透した水分が、汗のように膣壁に染み出してくる。これが膣液である。最初は無色透明で水みたいな感触しかないが、しだいに粘り気を帯びてくる。これは、膣液がふつうの汗と違って、ムコイドと呼ばれる糖タンパクを含んでいるせぃである。この糖分が、膣液のネバネバの正体といぅわけだ。また、分泌が進むと白っぼく濁ってくることがある。これは、毛細血管の充血により睦壁の新陳代謝が活発になって、膣内の老廃物を排出しているのではないかと思われる。透明な膣液はあまり匂いが強くないが、白っぼく変色するにつれて鼻につくような刺激臭がしてくるのはこのためだ。分泌量は十~百CC。ひじょうに幅の広い数値だが、愛液が多すぎて恥ずかしいという女性がいれば、少なすぎて摩擦感が強すぎるという女性もいるわけで、その量は個人差の大きなものなのだ。

勿論、かつて愛液の発生源と言われていたベルトリン腺からも愛液が分泌されている。が、こちらはごく少量で、〇・二~〇・五CC程度。性的な刺激とともに透明な粘液を出して膣口周囲をなめらかにする。男性のクーパー腺が先走りを分泌するのに相当する、いうなれば女性性器の準備運動みたいなものである。この他、膣前庭にあルスケーネ腺や、子宮頸部からも少量の粘液が分泌される。愛液と呼ばれている潤滑液は、これらの粘液が混ざり合って作られたものなのである。

女性の興奮に密接に関係している愛液だが、量が多いから興奮の度合いが高いということにはならない。愛液の量は個人差が大きなもので、どんに興奮しても少量の愛液しか分泌されない膣壁もある。愛液が多いから感度がぃい、少ないから感じていないという方程式は成り立たないのだ。ただ、性器が濡れているということは、女性がそれだけ性的興奮を感じて腟壁の充血を起こしている証拠。愛液は、女性の興奮を計るバロメーターみたいなものなのである。

セックスで快感を呼び起こすには、なめらかな刺激が不可欠だ。体質的に愛液が極端に少ない女性には、市販のローションなどを利用して潤滑性を補うようにすれば問題ないだろう。そういう人工的なものを使用したべないというなら、男性が女性性器にたっぷりと唾液をつけてあげればいい。ただ、唾液は乾くとカサカサになって、潤滑液どころかセックスの邪魔者にしかならない。愛液の少ない女性とめぐり会った男性は、常に女性性器のうるおいを絶やさないように、唾液を補充するなどの、注意を払うことが必要だ。

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